本日の出来事
ユーザーズマニュアルを作成しスタッフ全員から意見をもらう。
「ここの補足は増やした方が良いかも」
「ここの表記が間違ってる」
などの意見や指摘を貰いつつ修正内容をまとめていると
新人プログラマからメッセージが入る
「マニュアルのレイアウト、構成が普通で面白みに欠けると思います。
(修正の一例を出して)~とかした方が読む方も楽しめると思います。
シリーズを通して同フォーマットで作成する分かりますが、
同じことばかりしてもユーザーの反応はかわりませんので。
生意気な意見を言ってしまい、申し訳ございませんが、ご検討をお願いします。」
原文ではないですがこんな感じのメッセージ。
おおっ
すげーな。
何々出ないよ この意見。
ぶっちゃけその通りだと思うしこういう意見はすごく嬉しい。
そのまま採用はできないかもしれないけどこの方向でスケジュールとか調節して
アイディアを数点考えてからプロデューサに相談してみよう。
とか思いつつ
「ありがとうございます!!」
とメッセージを返す。
するとすかさず
「私のコメントのせいで、仕事を増やしてしまい申し訳ございません。
修正をよろしくお願いいたします」
あれ?
決定?
いや!
待て!
意見はすばらしいが修正内容は本当にこれで良いのか!?
ちゅーかこの件に対しての決定権は君にあるのか!?
帰ってきたメッセージに焦りつつ
「修正するかどうかはプロデューサに判断して頂きたいと思います。」
「ぼくの方でプロデューサにききますので」
何かこう言っとかないとプロデューサに直接交渉し出しそうだし・・・。
「いえいえ、私の方が傍にいますので、聞いてみます。
忙しいさくやんのお手を煩わせるのはわるいですので」
・
・
・
・
うそん・・・・。
その後プロデューサから
「なんかマニュアルのこと聞いたんだけど???なんかあったの?」
ああっ
ごめんなさい。
新人プログラマの「やる気」と「気遣い」が超空回り!!
大爆笑しながらその場で会議しました。
新人プログラマみんなに爆笑されて
ものすごくオロオロしてましたが
その意見や熱意は間違ってはいないし
仮に間違っていようが失敗だろうが意見を言うのは大切です。
物作りの「基本」や「原点」を感じた一件でした。
勉強になります!!
新人プログラマはみんなから褒められてるのに
「ごめんなさい」「ごめんなさい」とひたすら恐縮してました。
本気で褒めるからね。
みんな。
by まりんれいく 2008年11月22日(土)23時40分 編集・削除
違法コピーユーザーの多い時代ですから、
パッケージとか説明書とかって
「買った」っていう満足感が得られるための
仕組みなんで、とてもいい意見ですね。
説明書自体をゲームの一部にしてしまうと面白い
と思いますよ。
主人公が行方不明の父親が残した手帳(説明書)を
を手に入れる。などの設定にすれば、
現実世界からゲームの世界へと説明書が
橋渡ししてくれます。
パスポートでも、遺言書、学生手帳でもいいんです。