かんさい＠風邪気味でしたが、ようやく復活中。
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私がまだ10代のころです。
クリスマスになったので、センチでロマンチックな私は、当時交際していた女の子と夜景を見に行こうという話になりました。
本当だったら、山にでも行きたいのですが、そんなお金もなかったので、地元とのとあるビルの屋上に行くことにしました。
せっかくなので、近隣で一番高いオフィスビルを選びます。
当然警備も厳しいわけで、さて、どうやって進入したものかと一計を練りました。
表から入るのは大変そうなので、裏に回ります。
警備員に身分証明書を見せて出入りするシステムであることを確認した私は、二人してスーツに着替え、偽の身分証明書（電車の定期に写真を貼った物）を用意し、人通りの多い時間帯を狙って、さらっと入ります。
まぁ、改札でさらっと抜けるテクの応用。
そして二人して、屋上に行って夜景を見るということをしました。
こういう時期に女の子と行うちょっとした冒険的なものは、とてもいいものです。もし見つかっても、「すみませーん」で済んでしまうのが、若さのいいところ。
我ながらいいクリスマスでした。
ちなみに、ここでいう「私」とかんさいとはまったく関係がない空想上の人物である。本当にかんさいとは別人である。嘘ではない。かんさいくんは、マジメなのでどこぞの会社に侵入するなんて、妙なことをするわけがない。そんな変人ではないのだ。うむ。
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ちなみに、マンションのオートロックは普通に開いてましたけどね？ 下の人。