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難敵! -姫ノ宮レイ-

現在とある企画のプロット作成をしていただのですが、
どうにもこうにも、“これは最高に面白いぜ!”というものにならない!
いやはや……難しいです。ストーリープロットって。

悩みに悩んだ末、世界観やキャラクター、ゲームイメージの根幹から見直すこととした姫ノ宮。

くそー! 絶対に面白いプロットにしてやる!!!><

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by まりんれいく 2009年08月22日(土)11時57分 編集・削除

 大衆むけのエンターテイメントで面白いプロット
にするには、主人公やヒロインに強い情念や
執着を抱かせて対立する人間ドラマを描く
(例:北斗の拳)のが多いですが、
エロゲでそれをそのままやるとユーザーが
購入の直接動機にしているエロ部分へ
最大限の予算を投下できないので難しいところです。
("買った"人からのアンケート結果は良いけど
直接的な購入動機への関与が低い。)

 そこで、登場人物の情念を性的な執着と強く
結びつけ、「こういう行為がしたい。」「エッチに愛情を感じたい。」
というセックスそのものを人間ドラマ化しては
どうでしょうか?登場人物の
欲望や願望が対立してぶつかる事=セックスする。
・・・という事になりますから、
ストーリーが盛り上がってきたところで直接的に
ラブシーンに至るので予算に無駄がありません。
(主人公が得体の知れないクリーチャーと戦う事に
企画とライターががんばって複雑な設定を作り込む
ほど、開発コストが余分にかさんで粗利益が減る。)

 プロットではないですが、突き抜けてヒットしている
作家が必ずしも登場人物の情念に起因しているあらすじ
かというと、高橋留美子、赤松健の作品を見る限り
そうでもなく、週刊誌という短いページ数の中に
パンチラ、萌セリフ、お色気、ギャグを絶え間なく
シャワーのように浴びせる手法をとっています。
作品に短い区切りを入れて、これらが十分入っているか
チェックしておいたら良いと思います。