【荒浜】 「今日も刺激的な体験をさせてやるよ」
【真貴子】 「ああ……お願い……します……」
【荒浜】 「というわけで……」
【真貴子】 「ああっ!」
真貴子の足の裏を、鞭で軽く叩いた。
それほど痛くはなかったはずだけど、短い悲鳴が上がった。
【荒浜】 「これを使うのも久々だな」
【真貴子】 「ああ……ぁ…………」
【荒浜】 「もう一発いくぞ」
【真貴子】 「んあっ!」
今度は反対の足の裏を叩いた。
強さは同じ程度。
だから、真貴子の口からも同じような悲鳴が漏れた。
【荒浜】 「痛いか?」
【真貴子】 「は、はい……」
【荒浜】 「嬉しいか?」
【真貴子】 「はい……」
【荒浜】 「こんなので喜んで、真貴子は本当に変態だな」
【真貴子】 「あ、あぁ……」
【荒浜】 「こうやって罵られるのも好きなんだよな?」
【真貴子】 「はい……好き、です……」
否定することもなく、真貴子が二、三度うなずく。
顔にはわかりやすいほどの期待が浮いていた。