【美穂】「ぅぅっ……お願い、あなた、見ないで……
    恥ずかしいわ、ひぅっ、あぐぅぅっ」

美穂の胸肌も、乳房が圧しつけられた床面も、
どんどん乳白色に染まっていく。
甘臭い母乳の匂いがねっとりと濃厚にたち昇り
、夫が吐く酒臭と混ざって異様な臭気が室内にたちこめる。

【晋太郎】「つか、なんだかんだいってめぇのこの穴、
       だんだん濡れてきたじゃねーかっ!
       ちゃっかり感じやがって、この淫乱マゾがっ!」

【美穂】「ちがいますっ──こんな無理矢理されて、
     感じるわけ──ひぐぅっ、あひぃっ」

粘膜の保護のため、女の膣は無理矢理な挿入に対しても
生理的にいくらかは濡れてくるようにできている。
おまけに──

【美穂】「くふっ……はぁん、あぐぅっ、ひはっ、はぅぅっ……」

生理的に膣が濡れてくると、
乱暴な抽送が生みだす苦悶を上書きするように──
恥辱にまみれた甘い官能が紡がれてくるのを
、夫の乱暴な抽送に慣れた美穂の肉体は抑えきれなくなってくる。
膣肉の緊張がしだいに弛み、美穂自身の意志とは関係なく肉体が、
夫の醜棒をスムーズに受けいれ、否応なく快楽を紡ぎだす……。